Traveling to Prague 3

2026年01月04日

Prague Castle

いよいよ本丸であるプラハ城へ。プラハ城は小高い丘の上に建立されており、プラハ市内を一望することができる(ホテルもこの近くだっただめ、結構な勾配の坂道を歩かねばならなかったが。天候も曇りで風が強く、とても寒かった)。城壁に囲まれた城内には聖ヴィート大聖堂(St. Vitus Cathedral)、大聖堂南展望塔(South Tower of St. Vitus Cathedral)、旧王宮(Old Royal Palace)、聖ゲオルグ教会(Basilica of St. George)、ロジュンベルグ宮殿(Rosenberg Palace)、黄金の小道(Golden Lane)などの他に、写真展や歴史館、カフェや売店などが立ち並んでいた。今回は購入したチケットの関係上、聖ヴィート大聖堂と旧王宮、聖ゲオルグ教会、黄金の小道を回ることができた。

聖ヴィート大聖堂はカレル橋から見ても大きいと感じていたけど、真下からみると殊更に巨大だった。さらに驚いたのは入場しても聖堂内が広大だったことだ。約30mほどある吹き抜けの天井がこれを実現していた。広間の左右にはいくつもの華麗なステンドグラスが飾られており、その中にMuchaのものもあって驚いた。これらは宗教の布教目的で作成されたものが多いので、キリストに纏わるものがほとんどだった。天候がよければ太陽光によって一層美しく輝いていたに違いない。新旧二つの巨大なパイプオルガンも見ることができてよかった。なんだか、ファンタジーの世界に入ってしまったのかと錯覚するくらい現実から逸脱した空間だったように思う。

大聖堂を出て、旧王宮に向かうと、社交場だったかもしれない広場があり、当時ここで舞踏会でも開かれていたのではないかと勝手に想像した。出口付近には建設当時の柱が残されており、歴史を感じることもできた。聖ゲオルグ教会に向かう前に、極寒の中、長蛇の列に並ぶのに辟易してしまったので、売店でホットワインを注文して体を温めた。外観は撮り忘れてしまったが、教会の左右に二本の尖塔があり、「アダム」と「イブ」という名前がついていた。この教会は城内で最も古い建物らしい。照明は電気を使用しているので仕方ないと思いつつも、床のあちらこちらに配線が敷かれていたのはなんだか気になった。

教会を出て、黄金の小道なるところへ。ここは売店と当時の人々の生活様式を展示しているようなコーナーだった。当時の衣食住や仕事の様子を垣間見ることができた。その中の工房らしき部屋にある作業台に工具が雑多に置かれていてなんだか親近感が湧いた。フラスコみたいなのも置いてあったし。

小道を抜けて最後にあったのはなんと処刑場だった。骸骨に挨拶して中に入ると拷問器具や牢屋などがあった。こういう施設は城内にひっそりと端の方に配置されるものなのか。興味深かったのは、牢屋に小窓が必ず配置されていたことで、これは罪人に対するせめてもの酌量なのか。


Meal and Beer

ホテルの朝食はバイキング形式で、あまり凝ったものはなかったが、それでもパンや菓子パン(特にクロワッサン)の類はどれも美味しかったし、チーズの種類が豊富でソーセージは歯応え抜群だった。これはさすが欧州ならではだな、と一人で感じていた。しかし、やはり地元料理も食べてみたい。そしてチェコはビールも盛んなわけだから、試さずにはいられない。ということでいくつかのレストランやカフェでこれらに挑戦することにした。

シュニッツェル(Schnitzel)は肉を薄切りにして揚げたカツレツみたいなもので、今回は鶏肉のシュニッツェルをいただいた。欧州では割とポピュラーな一品らしい。味付けもシンプルな塩味ベースで香草も少し使っているような感じだった。何よりも驚いたのはその大きさなわけだが。そしてフライドポテトの多さよ。でも日本人の好みに合うとても良い一品だった。

牛肉のグラーシュ(Goulash)は調べてみるとハンガリー発祥らしいけど、チェコでもアレンジされて馴染みのあるものらしい。牛肉と玉ねぎ、パプリカとキノコ類なんかを煮込んだシチューで、お皿に盛られてパンと一緒に食べるのが定番らしいけど、このお店では分厚くて丸いパンをくり抜いてその中にシチューを入れて提供してくれた。ポーランドでもこの形を見たことがあったから、驚きはしなかったけど。欧州では人気のスタイルなのか。牛肉もほろほろで大変美味だったけど、パンを全て食べ切ることはできなかった。

クルショヴィツェ(Krušovice)はそんなにメジャーなビールではないらしいけど、店員さんがライトとダークそれぞれの飲み比べを勧めてくれたので、言われるがまま注文した。こちらのビールは比較的苦味も少なく、むしろ甘味が勝る感じもした。日本人的にはライトの方が好みかもしれないけど、個人的にはダークがよかったかな。

ピルスナー・ウルケル(Pilsner Urquell)はチェコでは王道中の王道ビール。でも味自体はとても爽やかな感じがした。とても飲みやすいけど、味はしっかりと深みがあって美味しかった。飲み過ぎ注意。

プラハのデザートといえば、トルデルニーク(Trdelník)。お店もたくさんあるし、どこでも買える。筒状の焼き菓子にアイスなんかを入れて食べるのが主流。トルデルニークの中にアイスとラズベリーをトッピングして食べたけど、これは美味い。でも夏だったら溶けて大変なことになっていたかも。巻いてるところとか焼いているところもお店によっては見れるので楽しいかもしれない。

プラハで新年を迎え、プラハ城での新年を祝う花火も見ることができた。そんなこんなで、プラハを満喫して、ワルシャワに帰る時間に。帰りの旅を満喫するために、有名なウエハースのコロナダとピルスナー・ウルケルを買って電車に乗車した。帰りの電車は一等席(席の種類が違ったけど)だったので、ゆったりと寛ぐことができた。(途中の車両点検で遅延が発生して1時間くらい遅くなったけど)

とても充実した旅行をすることができたので、新年からも研究を推し進めて、時間を見つけてプラハにまた訪れたい。そう思える旅だった。